小学生の不登校手前…?そんなときの心構えは!?

幼児教育

私には3人の子どもがいます。末っ子の小学校入学も終え、すごく感じることがあります。

それは…「よく言われている小1の壁は千差万別」だということ

自由な幼稚園から、突然授業が始まる、チャイムで行動しなければならない学校にストレスを感じるお子様も少なくないはず。

今回は、3人の子どもたちが小学校に上がる際に感じた、それぞれの体験談をお話しします!

ライター紹介:みんと

3児の母。大学では児童学を専攻。幼稚園、小学校の教員免許を持っています。これまで、子どもたちに試した通信教育、塾は数えきれないほど。実体化を元に、このサイトを執筆しています。通塾せずに通信教育のみで私立小学校受験に合格しています。

親も子も初めてづくしの第一子

我が家の例で言うと、第一子は、当然親も子も初めての小学生になる訳ですから、すごく緊張感がある訳です。

今思うと、スパルタのように学校と家の行き帰りを練習させた記憶が…

「後ろからついていくから一人で行って!」なんて…。

今思うと、必死になりすぎていたな…なんて反省もする訳です。

 

勉強しなければいけない」「一人で行かなくてはいけない」こんな気持ちが子どもの心を余計にガチガチにさせていました。

 

“小学生になる”ということは、全くの未知の世界。

子どもにとっては大冒険な訳です

“いつも通りにしてあげる”ことの大切さを今更ながら痛感しています。

第二子になると親も手抜きになる(笑)

第二子は、上の兄弟が学校に通う姿を見たり、実際に学校公開などの行事にお供として行っている訳ですから、学校が未知の世界ではなくなっていました。

 

「もう一人で行けるし」なんて余裕ぶる素振りも…。

「やっぱり二番目ってたくましいね!」なんて会話をした記憶があります。

 

でも、それも危険なんですよね

本当に本音でそう言っているのかは、親御さんにも分からないこともあります。

そのままの言葉で受け止めすぎず、「がんばったね」「すごいすごい!」と褒めてあげることが大切です。

 

夜になってて「ママ、一緒に寝てよ」なんて訴えてきたこともありました。

せめて4月いっぱいはじっくり向き合ってあげるのいいかもしれません。

第三子は実は危険!?

第三子は、過去の経験を踏まえて一番うまくいく!そう信じていました。

 

3月に卒園式を迎え、いよいよ小学校という時期になっても、あまり「小学生になる」というワードを敢えて出しませんでした。

 

でも、好きなキャラクターのグッズを「小学校に持って行くんだよ〜」と言って、ワクワクすることだけを伝えていました。

 

よし、うまくいきそう!そう確信していた私ですが…

 

いざ小学校が始まり、数日経過したとき、いつものお見送り場所で涙をこらえる我が子…。

「あれ、いっぱいいっぱいになっていたんだ…」と思うと、私も涙が出そうになり、もっと切なくなってしまったことが。

 

その時は「ニコニコで行ってらっしゃい」と言ったものの、その後は子どもの顔で頭も心もいっぱいになってしまいました。

もうちょっと小学校に行く前の心構え?みたいなものを伝えてあげれば良かったのかな…と思うところがありました。

こんな訳で、私は試行錯誤しただけで、全然うまく行きませんでした。しかも、3回とも(笑)

でも、4月にこのような症状が出るパターンもあれば、運動会の練習で疲れて「行きたくない」となる子もいたり、GW明けに学校に行き渋る子…それぞれです。

新一年生の悩みといえば

新小学1年生になったお子さんを持つご家庭で、このような悩みを持たれることが多いです!

  • 学校に行くことに対する不安を訴える
  • お子さんが「ママといたい」と泣いてしまう。、
  • 前日までは元気だったのに、朝になり「おなかが痛い」など不調を訴え、欠席する

親御さんにとっては、我が子が一年生になるワクワク感と不安とが入り混じっていることと思います。

でも、実際にお子さんがそうなってしまうと、不安しかなくなってしまいますよね。

ただただ気持ちを受け止める

「どうして行きたくないの!」なんて問い詰めてはいけません

「そっか。今は行きたくないんだね。教えてくれてありがとう」

「ママも小さい頃は同じ気持ちだったよ」など、<とにかく気持ちに寄り添う>ことが大事。

「うんうん」とただ頷いて抱きしめてあげるだけでも良いでしょう。

 

「みんなが行ってるから行かなくちゃだめ」「決まりは守るの!」なんて怒ったり、脅したりするような言葉がけはNGです。

 

もし、そのときは行けるようになったとしても、それはただ一瞬押さえつけられているだけ。後からそのひずみが爆発しては困ります。

 

よく不登校の子が学校に行けると、保健室の先生や担任の先生と一緒にカレンダーにシールをつけることがあります。

ポイントカードのように、頑張った日を目に見える形でご褒美をもらえると、お子様の自信に繋がるのです。

これをご家庭で取り組んでも良いかもしれません。

 

「今日は行けたね」とシールを一緒に貼って喜んであげてください。好きなキャラクターのシールでも良いですし、私は百均にある丸いシールを貼っています。

これは何枚なくなっても安くゲットできるのでおすすめですよ!

お子さんの今!を大切に

「ママー!見てー!」なんて声をかけられることはありませんか?

私はしょっちゅうあります

それが在宅で仕事中であっても、誰かにLINEの返信を考えていたとしても、お料理中だったとしても、よほどのことがない限りは手を止めてあげてください。

 

もし、すんなり学校に行けるお子様だったとしても、お子様の気持ちは新しい環境に慣れるのに精一杯。

小学校に入りたてのときは、ぜひお子様に目を傾けてあげてください。

お母さんが自分を見てくれていること、お母さんが受け止めてくれること、それは何よりもうれしいことなのです

まとめ:小1の壁を乗り越えるのに不可欠なのは母の愛!?

幼稚園や保育園のように、先生にべったりと甘えられる環境とは違い、小学校は突然自立をしなければなりません。

 

お友達と遊んでいたくても、チャイムで時間が区切られ、お子様の気持ちは新しい環境に慣れることでいっぱいになってしまいます。

 

これだけの環境の変化ですから、「行きたくない」とお子様が言っても、もしかしたら、それは驚くべきことなんかではありません。

みんなが思っていることなのかもしれません。

 

お子様が安心して通えるようにするには、安全基地であるお母様の力が不可欠です。

お母様という安全基地があるからこそ、外の新しい世界に羽ばたけるのです。

 

たくさん話を聞いて、抱きしめ、共感してあげること。これが、小1の壁を乗り越えるためのキーワードになるでしょう^^

今回の記事が少しでもみなさんのお役に立てば幸いです!

ではまた次の記事で!!

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